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様々な生理活性物質が共存する炎症環境下でインターロイキン17A が誘導する遺伝子群を同定―乾癬の病態形成機構解明へ前進―

2016.04.19プレスリリース

炎症性皮膚疾患である乾癬の病態形成には,病変部で高発現する様々な炎症性サイトカインが関わり,その中でもIL-17A というサイトカインが特に重要な寄与をしています。しかし,病変部に同時に存在する多様な生理活性物質 の中で特にIL-17A が,病態形成に支配的な役割をもつことを説明づける分子機構の実態はよく分かっていません。室本講師,松田教授らの研究グループは,多数のサイトカインが複雑な炎症環境を構成している状況下でIL-17A が角化細胞内に発現誘導する特徴的な遺伝子群を,網羅的な遺伝子発現解析で同定しました。また,それらのIL-17A 誘導性遺伝子のうち,IκB-ζ(アイカッパビーゼータ)が,乾癬病態を特徴づける角化細胞のIL-17A 応答に必要とされることを明らかにしました。これらの結果は乾癬の病態形成機構の理解を深めるとともに,新たな治療法やバイオマーカーの開発につながることが期待されます。

 

プレスリリースの全文はこちらをご覧下さい。

 

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