●ある日の1日 | |
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0:00~6:00 | 睡眠 |
6:00~8:30 | 朝食とお弁当作り |
8:30~8:45 | 登校 |
8:45~13:00 | 実験 |
13:00~14:00 | 昼食 |
13:00~19:00 | 実験 |
19:00~20:00 | 夕食 |
20:00~23:00 | 実験 |
23:00~23:15 | 帰宅 |
23:15~25:00 | お風呂と自由時間 |
幼少期に持病のため薬を毎日欠かさず飲まなければならない生活を強いられ、薬とは切っても切れない関係になりました。ほとんど症状が出なくなった時期と自らの進路を考える時期が偶然にも同時期であり、この際にこれまで薬に救われてきた経験から将来は逆に薬によって救う立場になりたいという想いを抱き薬学部へ、そして生命科学院生命医薬科学コースを選択しました。
大学院では自身の研究に責任をもち、自ら考察して行動することになります。日ごろから、文献調査に加えて自身の持ち合わせている知識をフルに活用してどのようにすれば研究がうまくいくだろうかと考え、得られた結論をもとに実際に手を動かして実験することはまさに「研究を行なっている」と実感するところです。また、学会へ参加する機会が増え、異なる環境下でのディスカッションを通じてこれまで考えもしなかった新しい視点を知ることや自身の研究の意義について見つめ直すことがあります。加えて、幅広い人脈を形成することのできる貴重な機会でもあり、学部生の時には成しえなかった新しい経験を積むことができます。
大学院では朝から晩まで研究に集中できると思っていたのですが、修士課程の時は講義や雑務等で思いのほか時間をとられていました。さらに、まとまってではなく分散されてそのようなことがあったので、思うように実験が進められずもどかしい思いをしました。博士課程に進学してからはそのようなことはほとんどなく、自分のやりたいように実験を行なうことができています。
大学院では常に最先端の研究を行なっています。自らもそのフロンティアを開拓したい、学問を究めたいという意思がある方はぜひ大学院へ進学してください。加えて、生命科学院生命医薬科学コースは薬学部の延長にあり、数ある研究室はそれぞれ異なったアプローチで薬の開発に関連する研究を行なっていますので、薬学に関連することに興味があるのならこの生命医薬科学コースへ足を運んでみてください。