公開シンポジウム「血管を標的とする革新的医薬分子送達法の基盤技術の確立」にご出席ならびにご尽力を賜りました皆様方に、厚く御礼申し上げます。お陰様をもちまして、学内外から219名もの方々にご来場いただき、盛会裡に終えることができました。本プロジェクト関係者一同より、あらためまして心から感謝申し上げます。
本シンポジウムでは、特別講演をはじめ、成果報告会、懇親会におきましても多くの方々から大変貴重なお言葉を頂戴し、プロジェクト後半戦への鋭気と活力を養う場となりました。また、本シンポジウムの開催を通じて新たな交流の芽が生まれつつあり、革新的な医療・創薬の実現に向けて、これまで以上に異分野との連携、交流を積極的に推進していく所存であります。今後とも、皆様からの一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康と益々のご発展を祈念しまして、略儀ではございますが、書中をもって御礼申し上げます。
平成24年2月吉日
「血管を標的とする革新的医薬分子送達法の基盤技術の確立」
プロジェクト事務局一同
本シンポジウムでは、まず、北海道大学佐伯浩総長より、運営費交付金特別経費プロジェクトとして行われている本研究プロジェクトの趣旨説明が行われました。文部科学省高等教育局国立大学法人支援課の鎌塚聡課長補佐からも激励の祝辞をいただきました。また、理事・副学長の上田一郎先生からは、平成21年4月より開始した本研究プロジェクトの2年間半の具体的研究成果について総括していただきました。
その後、歯学研究科血管生物学教室から樋田京子先生、薬学研究院未来創剤学研究室から畠山浩人先生、林泰弘先生、梶本和昭先生、兵藤守先生がこれまでの研究の成果と今後の研究計画、プロジェクト終了時の到達目標について発表し、原島秀吉先生からは本プロジェクトのoverviewと展望について発表され、ご来場いただいた多数の先生方との間で活発な討論が行われました。
成果報告発表の後、休憩を挟んで特別講演が行われました。東北大学加齢医学研究所からは佐藤靖史教授、東京大学大学院薬学研究院からは杉山雄一教授をお招きして最先端の研究成果をご講演いただくとともに本プロジェクトの客観的な評価もいだだき、非常に高い評価をいただいたことは、本プロジェクト関係者一同にとって大きな励みとなりました。
また、アスペンホテルで行われた懇親会においても多くの方々から貴重な激励のお言葉を頂戴し、プロジェクト後半戦へ向けて大きな励みとなりました。
本公開シンポジウムには、大変お忙しい時期にもかかわらず我々の予想をはるかに上回る219名もの方々がご来場くださいました。皆様から戴いた貴重なお言葉を胸に、プロジェクト後半戦も全力で駆け抜け、各々が掲げた目標をすべて達成できるよう今後ますます精進いたします。
最後に、本シンポジウムにご賛同、ご尽力戴いた先生方、当日の会場運営を手伝って頂いた学生さん、本シンポジウムの事務局を務めて下さいました歯学研究科血管生物学教室の鈴木裕子さん、薬学研究院薬剤分子設計学研究室の阿部英子さんの多大なるご協力に心より感謝申し上げます。
皆様、ありがとうございました。
戦略的研究推進プロジェクト「血管を標的とする革新的医薬分子送達法の基盤技術の確立」の中間成果報告も兼ね、連携研究者である本学歯学研究科の樋田京子先生らのグループと合同で公開シンポジウムを開催することになりました。
・日時:平成24年1月12日(木) 13:30〜17:30
・場所:北海道大学 学術交流会館 2F 講堂
・懇親会:同日 18:00〜 アスペンホテル
招待講演 16:10〜