薬剤分子設計学研究室では、体の中、細胞の中の標的部位へ薬物を運ぶナノカプセルの開発を中心に研究を進めています。送達する薬物には、低分子薬はもちろん抗体のようなタンパク質、siRNA、遺伝子のような核酸など中分子・高分子も対象としております。その研究のゴールは次世代医薬品を狙っており、遺伝子・核酸治療、ミトコンドリアのようなオルガネラ標的薬、ワクチン開発などを目指し、スタッフと学生が一丸となって研究に取り組んでいます。
これらの研究はもちろん世界でまだ確立されていないものばかりです。非常に挑戦的な課題ですが、この研究が結実する事で、多くの患者さんを救う事ができると確信しています。
学生の皆さんには『わくわく』しながら研究を楽しんでもらい、時には難しい問題も一緒に乗り越えて真の研究の喜びを味わってもらいたいと思っています。基礎研究はノーベル賞、臨床活動では薬剤設計する薬剤師、実用化研究として医薬品開発を研究室のゴールに据えています。
皆さんも私たちと一緒に世界中の人たちを幸せにするための薬学研究をしてみませんか?!