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【芳香ESSAY】「街の科学者である」ということ/森 厚司(33期 1990年卒)

2023.05.02

皆さんは、薬局といえばドラッグストアか門前薬局を想起されるかも知れませんが、昔は商店街の中や住宅街に個人経営の薬局がありました。薬剤師は「街の科学者」とも呼ばれ、調剤や服薬指導、医薬品・消毒液などの医療衛生材料の販売を行うだけでなく、地域住民を相手に健康相談・生活指導を行うなど、地域医療の一翼を担う存在でした。地域住民は薬局のドアを開ければ、様々な相談ができたのです。さて、現在はどうでしょうか?医薬分業が推進され、病院や開業医の門前には保険薬局が立ち並び、その数はコンビニエンスストアよりも多いと言われています。門前薬局に勤務する薬剤師は、最初に健康相談出来る「街の科学者」として見られているのか、皆さんの目にはどう映りますか?

本稿は2022年度 愛知学院大学薬学部 地域医療薬局学で、薬剤師の学術発表について講義をした際に取りまとめたものを下敷きにしています。卒業後に保険薬剤師として働く北大生は少ないと思いますので、保険薬剤師の業務についても紹介できるように心がけました。(一部抜粋)

全文は同窓会HPの「芳香ESSAY」から閲覧できます。

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