さて1988年理III系入学の私。製薬化学科の学部生時代は微生物学におりました。そして修士から博士課程を薬効学で過ごしました。その後、米国アリゾナ大学薬学部に7年、千葉大学薬学部の11年を経て、2016年から、ここ徳島市にある徳島大学薬学部で研究を続けています。
北大時代は、院試がイマイチで微生物学から薬効学へ所属講座が変わりました。しかしながら、薬効学の野村靖幸先生と微生物学の有賀寛芳先生の寛大なお計らいで、微生物学(その頃から分子生物学に名称変更)でも実験をすることを許されました。テーマは今も続けているGタンパク質共役型受容体情報伝達系の探索解明です。それは、ヒトT細胞株に発現しているムスカリン性アセチルコリン受容体の作用について、神経─免疫相関を踏まえて解析するテーマでした。(一部抜粋)
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