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【芳香SCIENCE】医薬品等の規制を司る薬系技官とは?その歴史、現状と展望 ーグルーバル時代に生き残るためにー(2)/津田重城(24期・元厚生労働省職員(薬系技官))

2023.11.07

日本の製薬産業と言えば、自動車産業のように世界を席巻したという訳ではありませんが、それでもバイオ医薬品が現れる2000年前後までは、多くの抗生物質や生活習慣病薬(世界初のカルシウム拮抗薬のヘルベッサー(田辺製薬 (当時))、高脂血症薬の主流となっているスタチン類(三共 当時)、糖尿病薬ではSGLT2阻害薬のカナグリフロジン(田辺三菱製薬)など)を生み出し、それなりの存在感を誇ったものでした。
しかし、多くの読者がご存じのようにバイオ医薬品が主流となってからは、中外製薬や協和キリン、最近では第一三共と幾つかの例外を残して、米国を中心とするモノクローナル抗体、mRNAワクチン、siRNA薬(短鎖干渉RNA薬)、遺伝子治療、細胞治療の一種のCAR-T療法などの新モダリティの流れに乗り遅れ、過去の栄光の時代は遠くなっています。(一部抜粋)

全文は同窓会HPの「芳香SCIENCE」から閲覧できます。

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