先に筆者Aは拙文「元素名小史」において、仮名文字主義者の清水卯三郎が『ものわりのはしご』(明治7年:1874)で提案した大和言葉による独自の元素名を紹介した(芳香HISTORY-31)。それらが普及することは全くなかったが、ユニークさで注目に値する。
平安朝の香りを醸し出すこれらの優雅な元素名に、筆者は親しみと心地良さを感じる。令和6年のNHK大河ドラマ「光る君へ」は、平安時代の雅さと仮名文字の美しさなどを紹介してくれた。そこで、前報に3句を記した「元素学習用カルタ」を発展させ、以下の伊呂波加留多(いろはカルタ)60句を共同で作成してみた。
い いしあこね大和言葉の元素名(Ca:いしあこね)
ろ ろぢうむは排ガス浄化の触媒に(Rh:ロジウム)
は はにつちねボーキサイトの電解で(Al:埴土、はにつちね)
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(一部抜粋)
全文は同窓会HPの「芳香SCIENCE」から閲覧できます。