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【芳香HISTORY】一粒の麦(薬学科のことなど)/赤木 満洲雄

2022.05.27

 北海道大学薬学部の前身は、北海道大学医学部薬学科である。薬学科は昭和29年4月1日に創設された。

 北海道大学に薬学科が誕生するまでには、数年間の胎内生活があった。すなわち、それまで北海道には薬学の教育機関がなかったので、道内の薬学志望者は津軽海峡を渡って本州の大学へ行き、薬学を学ばなければならなかった。また道内には薬学、薬業関係者は既に3,000人以上も居たのであるが、薬学の新しい学術に関して質疑をただすには遠く本州の大学によらねばならず、道内の薬事関係者の間では北海道に薬学の教育、研究機関を設置することが強く要望されていたのであった。(1965年6月10日記 一部抜粋)

 昭和40年に医学部薬学科から薬学部に昇格した記念として発刊された「北海道大学医学部薬学科研究業績一覧(1956年~1965年3月)」に、当時の学部長の赤木満州雄先生が執筆された序文の再掲となります。

全文は同窓会HPの「芳香HISTORY」から閲覧できます。

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