宇田川家三代の偉業 ─内科学から薬物学、そして化学へ─
皆様は、江戸時代に書かれた「舎密開宗(せいみかいそう)」(1837年)をご存知でしょうか。小生が「薬学概論」を2年生に講義していた頃は「日本の近代薬学史と北大薬学部」と題して、著者の宇田川榕菴を「酸素、水素、窒素、炭素、白金などの元素名や元素、酸化、還元、溶解、分析などの化学用語、細胞、属などの生物学用語を造語し、明治以後の日本の医学、植物学、化学に大きな影響を与えた人」と紹介しました。
今回、著者の姉帯正樹先生(現薬学部創薬センター客員教授)と化学同窓会のご好意で化学同窓会誌「るつぼ」に掲載された、宇田川葉庵について書かれた記事を再掲することになりました。なぜ彼がこのような造語を作りえたかについてこれらの記事を読みご堪能ください。
全文は同窓会HPの「芳香HISTORY」から閲覧できます。
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