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【芳香HISTORY】薬化学教室での研究/大塚榮子(1期)

2022.11.04

学科に移行した直後から何人かの学生は教室に出入りし、実験を手伝っていました。高価なヌクレオシドを購入することはできませんでしたから、手に入れるにはまず酵母からリボ核酸を分離し、それを加水分解しなければなりません。

ビール酵母をサッポロビールから恵与してもらいますが、ビールは作らないという条件でした。リヤカーで酵母をもらいに行ったのは力自慢の学生で、それを大きな窯で煮て核酸を取り出します。

次にリボ核酸をピリジン水で100時間加熱しますが、還流するには冷却器に水を流し続けなければなりません。助教授の池原先生や助手の中村先生、上田先生はいろいろ工夫をしますが、事故を起こしては困るので、上田先生などは徹夜をし過ぎて、お医者にかかっていました。(一部抜粋)

全文は同窓会HPの「芳香HISTORY」から閲覧できます。

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