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【芳香HISTORY】医学部薬学科から薬学部独立の頃の思い出/奥野洋明(10期 1967年卒・旧職員)

2022.11.04

筆者が属したのは新設化学系講座だった。新教授はもとより、若手教官、院生は大張り切り、やる気満々の心意気が伝わってきた。実験設備や器具類は、今なら博物館物と云われそうな“立派な”年代物がほとんどだったと思う。実験室のひとつにはなんと「逆流する」ドラフト?が設えられていた??。必要時にはドラフト内でガスバーナーを燃やしながら強制的に空気の流れを作るという芸当だから・・推して知るべし!いやはや!恐るべし!

卒研は、院生の下での「修行」から始まった!どうしても先輩を優先する「謙譲の美徳」から必然的に夜間の実験が多くなった。シュラフ(寝袋)を持ち込んでの終夜実験も日常化で、今思えば有機溶媒の「かおり」に包まれ、大変危険・不健康なことをしていたことになる。恐らく他の研究室でも同じような状況にあったと見え、ほぼ不夜城だった。ときには、他の研究室で、白衣に火が付いたとか、思わぬトラブル勃発でアラームが鳴リ響き大騒ぎしていた記憶もある。くわばら、クワバラ、恐ろしや!(一部抜粋)
 

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