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【芳香SCIENCE】RNA/DNA シトシン脱アミノ化酵素/紙谷浩之(29期 1986年卒)

2022.11.25

ほとんどの生物の遺伝情報は、RNAウイルスを除き、基本的にDNAの塩基配列に基づいている。すなわち、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4文字の並びである。DNAが転写されてRNAとなり、RNAが翻訳されて、私たちの生命活動を担っている蛋白質が産生される 。

しかし、RNA分子の中にはprocessingを受けて、DNA配列から予想されるものとは異なる蛋白質アイソフォームをコードするようになる場合がある。そのprocessingの一つがRNA編集と呼ばれるもので、Aからヒポキサンチン(I)やCからウラシル(U)の脱アミノ化反応により生じる。

A→I編集はadenosine deaminase acting on RNA(ADAR)蛋白質ファミリーが、C→U編集は数多くのシトシン脱アミノ化酵素が触媒している。(一部抜粋)

全文は同窓会HPの「芳香SCIENCE」から閲覧できます。

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