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メラノーマがん細胞転移制御の新たな分子メカニズムを解明

2015.07.07プレスリリース

 メラノーマ(悪性黒色腫)は白人に多い皮膚がんですが,日本人にも 1 年間で人口 10 万人あたり 1~2 人発症すると言われています。また,その転移能が高いことや転移発見後の生存率が低く,化学療法,放射線治療が効きにくいことから悪性度の高いがんとして知られています。
 今回,北海道大学大学院薬学研究院の松田正教授らは,メラノーマがん細胞の転移を調節する細胞内タンパク質 Signal-transducing adaptor protein-2(STAP-2)を同定しました。STAP-2 はメラノーマがん細胞内のメラニン合成酵素チロシナーゼのタンパク質量を調節し,メラノーマがん細胞が体内でどの臓器に転移するかを決定します。STAP-2 タンパク質によるチロシナーゼのタンパク質量の調節メカニズムを詳細に解明できれば,メラノーマ転移を制御する新しい抗がん剤開発に繋がると考えられます。
 本研究は生物学分野で権威ある雑誌「The Journal of Biological Chemistry」の Papers in press
で 5 月 28 日(木)に公表されました。

プレスリリースの全文はこちらをご覧下さい。

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