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キャンパスライフ

在校生からのメッセージ

大学院生からのメッセージ

学部生からのメッセージ

E.T.さん(写真左)修士1年

ある日の1日
9:00 起床
9:00~9:30 準備・登校
9:30~12:00 研究
12:00~12:30 昼食
12:30~19:00 研究
19:00~19:30 夕食
19:30~24:00 研究
24:00~1:30 帰宅・自由時間
1:30~9:00 睡眠

薬学部を選んだ理由

高校時代は生物が好きで、獣医学部か農学部に行きたいと思い、総合理系で北大に入学しました。しかし、教養の授業で有機化学にも興味を持ち、生物と化学の両方を学ぶことができる薬学部に進学することにしました。結果として有機系の研究室に進み、同研究室所属の生命科学院へと進学しました。

実際に入ってみて良かった点

実験設備や環境が整っており、素晴らしい先生方に指導をしていただきながら最先端の研究ができることです。実験自体は上手くいかないことのほうが多いですが、新しい現象を発見したときの喜びは大きく、毎日の研究はとても面白いです。

期待とは異なっていた点

大学院の講義で取らなくてはいけない授業の数が多く、実験を行う時間が制限されてしまうことです。また、自分の専門とは異なる内容の講義が多く、専門分野の講義が少ないことが残念でした。

受験生へのメッセージ

生命科学院は、日々の実験や講義、教員とのディスカッション等を通して、自ら課題を見つけ解決する能力を養うことができる場であると思います。また、最先端の研究を行うことができ、自らの研究が科学及び薬学の進歩に貢献することができると思います。そのため、世界の未来を創る研究に携わりたい人は、ぜひ生命科学院へと進学してほしいと思います。

K.M.さん修士2年

ある日の1日
00:00~08:00 睡眠
08:00~10:00 準備・通学
10:00~12:00 研究
12:00~13:00 昼食
13:00~21:00 研究・セミナー
21:00~22:00 帰宅
22:00~00:00 夕食・自由時間

薬学部を選んだ理由

幼いころから生命現象の不思議さに魅かれ、生命が営まれる機構の一端を自身の手で明らかにしたいという憧れをもっていました。学部から研究を始めましたが、まだまだ研究を続けたいと思い、生命科学院に入学しました。

実際に入ってみて良かった点

大学院では専門知識や実験手技だけでなく文章力やプレゼン力、情報収集力など様々な力を身に着けることができました。大学院に入った目的は研究でしたが、様々な能力を身に着けることで自身の可能性を広げることができたのではないかと思います。

期待とは異なっていた点

大学院の必修/選択必修の講義はオムニバス形式が多く、自身の専門と関連する講義をあまり受けられなかったのが残念だったと思います。ただ、講義の内容自体は、面白く、勉強にもなりました。

受験生へのメッセージ

研究はしんどいこともありますが、それ以上に楽しいです。自身で何かを発見したい人や、研究者としての進路を考えている人は是非お越しください。生命科学院では化学や生物に関する基礎的な研究から、臨床での応用に近い研究まで幅広い分野の研究を行っています。あなたの興味にあう研究がきっとあるのではないかと思います。

K.N.さん博士1年

ある日の1日
2:00~8:00 睡眠
08:00~10:00 朝食・準備・登校
10:00~20:00 研究室
20:00~21:00 夕食
21:00~ 自由時間

薬学部を選んだ理由

小学生の頃に図書室で野口英世の伝記を読み、憧れを抱いたことがきっかけでした。将来的に薬に関わる仕事をしたいと考え、その中でも薬剤師より研究者として創薬に関わりたいと思い薬学部、そして生命科学院に進学しました。

実際に入ってみて良かった点

学ぶべきこと・やるべきことが多岐にわたり、成長のチャンスが至る所にあるという点です。研究をしていく上で、特に創薬研究には様々な知識、技術が必要になります。レベルの高い研究室で、最先端の研究をするために自らのレベルを上げていく必要があり、やりがいや充実感を得られます。

期待とは異なっていた点

成果を出すことの難しさは日々実感します。研究の面白い部分でもあるのですが、当初は研究すれば何かしら結果が出て成果につながるという甘い考えを持っていたので中々上手くいかないなと思うことばかりです。

受験生へのメッセージ

生命科学院では、様々な研究室がそれぞれ最先端の研究を行っています。大学院に進学すると、学部生の時に比べ自らの裁量に委ねられる部分が多くなり、研究しているという実感がより得られるようになると思います。そのような経験は大学院生でこそ得られるものだと思いますので、創薬研究に興味がある方はぜひ生命科学院を目指して下さい。

S.U.さん(写真右)博士2年

ある日の1日
1:00~8:00 起床
8:30~9:30 朝食・登校
9:30~12:30 研究
12:30~13:00 昼食、教授とディスカッション
13:00~19:00 研究・文献調査
19:00~19:30 夕食
19:30~22:00 研究・文献調査
22:00~25:00 自由時間

薬学部を選んだ理由

幼少の頃、喘息や鼻炎、アトピーなどで身体の調子が悪かったのですが、薬を使うことで身体も気持ちも楽になっていました。当初は薬剤師になり、薬の適正な使用を促すことや患者の対応をすることで人の役に立ちたいと思い、薬学科を志望しました。しかし、薬学科への進学が決まった後、祖母をがんによって亡くし、現在のがん治療薬はまだまだ発展途上であることを痛感しました。そこで、自らの手で新たな薬を生み出し、がんに苦しむ人々を救いたいと思い、現在の研究室と博士課程への進学を決めました。

実際に入ってみて良かった点

好きなことをとことん学べるという点です。化学・生物・物理などの垣根を超えた理解は、発見と感動の毎日です。自分の研究の責任は自分で持つことになります。自ら興味を持ったことや研究に必要なことは納得がいくまで調査でき、先生方はもちろん、高い志を持った研究室のメンバーと、納得のいくまで議論を交わすことで自らを研鑽することができます。学部全体の人数も少ないため、同期、先輩後輩、先生方との距離も近く、自分の専門分野以外の人からも、研究に対する意見を交わし合うことができ、研究を客観視することに役立ちます。

期待とは異なっていた点

薬学科はほぼ全ての科目が必修科目であることです。もちろん、薬剤師になるに当たり、必要な知識や技能の習得のためには必要な科目しかありませんが、一般的なイメージの大学生(自ら受講する科目を選択して、時間割を決める)とは異なるものと思います。また、臨床薬学専攻の場合は博士課程にも、講義を受けなければなりません。

受験生へのメッセージ

臨床薬学専攻では、分野を超えた知識に基づき、様々な研究を行うことが可能です。学部時代には、実習や講義等で思うように研究ができなかった方は、納得のいくまで研究ができます。学部時代とは異なり、一人の研究者として独立して研究を行うことは大変ですが、環境は整っています。興味のある方は、ぜひ生命科学院に進学してみて下さい。

S.K.さん博士3年

ある日の1日
00:00~08:00 睡眠
08:00~09:30 朝食・登校
09:30~12:00 実験
12:00~13:00 昼食/td>
13:00~18:00 実験・講義
18:00~19:00 夕食
19:00~22:00 実験・自由時間
22:00~23:00 帰宅
23:00~24:00 自由時間

薬学部を選んだ理由

高校生の頃、薬ができるまでの過程が書いてある本を偶然読み、たった一つの薬で世界中の人の病気を治せるのはロマンがある!と思ったのがきっかけで薬学部に入学しました。その後、薬学部で勉強していく中で、大学院でも創薬研究をしていきたいと思い、生命科学院に進学しました。

実際に入ってみて良かった点

想像していたよりも幅広い分野を学ぶことができ、自分の手で最先端の研究ができる点です。先生に言われた通りにただ実験をするだけではなく、自分で考えたり先輩と相談したりしながら世界で誰もやったことのない事をしたり、自分の研究成果を学会で発表することができるのもいい経験だと思います。

期待とは異なっていた点

勉強や実験だけではなく研究室の運営に関わる仕事を任される点です。そのため、時間を効率よく使って仕事をこなすスキルが求められると思います。

受験生へのメッセージ

生命科学院には様々な分野の研究室があり、薬を学びたい人にとって非常に充実した環境だと思います。その中で、学部生の頃とは違って一人の研究者として扱われるため、苦労することも多々ありますが、貴重な経験やいい仲間との出会いなど楽しいこともたくさんあります。薬学に興味があり、最先端の研究をしてみたい人はぜひ生命科学院を目指してみてください。

R.Y.さん(写真右下)博士4年

ある日の1日
6:00~8:30 自由時間・朝食
8:30~12:00 研究
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 進捗報告会/td>
15:00~20:30 研究
20:30~23:00 夕食・自由時間
23:00~6:00 睡眠
22:00~23:00 帰宅

薬学部を選んだ理由

薬学部生時代の病院実習で、薬のおかげで病気が治る過程や、一方で副作用に苦しむ患者さんの姿を知ったことが、自分にとって貴重な経験でした。臨床現場を経験した自分ならではの視点で創薬研究に貢献したいと考え、臨床薬学専攻へ進学しました。

実際に入ってみて良かった点

研究者として成長するためのチャンスに恵まれている点です。研究面では、自分の頭で考えて研究を進める姿勢を徹底的に鍛えられます。最先端の研究は困難も多いですが、それも醍醐味と思い、日々実験に励んでいます。苦労して得た研究成果を学会発表して受賞したときは、非常に嬉しかったです。また、国際性を高めるチャンスも豊富です。例えば、私は博士1年次に英国オックスフォード大学でのインターンシップに挑戦しました。さらに、様々な研究院の学生が英語で研究発表等を行う大学院特別教育プログラム“新渡戸カレッジ”に参加して、英語で議論するスキルと自信をつけました。

期待とは異なっていた点

大学院4年間の学費や生活費の負担が大きいにも関わらず、大学院の経済支援制度が整っていない点です。ただ、日本学術振興会の特別研究員制度、各種財団・学会の給付型奨学金制度や学費免除制度等によるサポートを受けることで経済的負担を軽減できるので、進学にあたって費用に関する不安を抱えている方は、教員や在学生に一度相談してみてください。

受験生へのメッセージ

臨床薬学専攻では、数ある研究室の中から自分が思い描く将来像に合った研究室を選択できます。私のように創薬を志向した基礎研究に打ち込みたい人、臨床現場の課題を解決する研究に取り組みたい人、それぞれが専門性を深めながら、研究室の垣根を越えて交流し切磋琢磨できる環境が整っています。そして、修了後の進路の選択肢も多様です。例えば、私は製薬企業で創薬研究に従事しますが、修了生の中には、大学でがんの基礎研究を続ける人や病院で臨床系研究に従事する人もいます。研究能力を強みにして未来を切り開いていきたい方は、ぜひ臨床薬学専攻にいらしてください。

学部生からのメッセージキャンパスライフ